国家公務員試験一般職:社会学/国際関係/時事・論文
社会学と国際関係についても恩返しします。
勉強法の情報が少ないですが、まず、好きか嫌いで選択を考えた方がいいです。どちらも暗記が必要で範囲は膨大です。とはいえ基本はスー過去→過去問になります。
【社会学】
基本的に人物+学説を覚えるだけです。学説を深追いすると手がつけられなくなるので、スー過去のレジュメと解説の中で納得して覚えるようにしたい。
ただスー過去だけだと時系列がわからないし、重要な人物の区別もないです。もし社会学に少しでも興味があればこれを。
これで大体の人物と学説、通史を把握できる。また近代、現代までカバーしているので過去問で追いにくいところまで(だいたい)わかります。社会学が好きなら本当におすすめです。値段も安いのでぜひ。
哲学者チェック。
哲学者が出ることもあるので、簡単な哲学史を知っておいた方がやりやすさはあるが、基本的には趣味の領域。この本は記述が簡潔すぎるので使いにくいかも。
【国際関係】
一番の曲者。範囲というのもがない。制度、歴史、条約、理論、時事、英語などがあって勉強しにくいが、軟化傾向。制度、条約、理論、英語は得点しやすい。まずは毎日新聞の国際面から読み始めるのがいいかもしれない。
スーパー過去問。
僕はスー過去信者だったので、ここまでスー過去をおすすめしてきました。しかし、他の参考書でも基本的には良いと思います。重要なのは、参考書→過去問の繰り返しなので。しかし国際関係だけは、知識量が必要なので他社より分厚いスーパー過去問が良いと思います。
国際関係の歴史系は、政治学や教養の歴史とも被っているのである程度はやった方がいいでしょう。とくに日本の明治以降とアメリカ関係。
読むだけですっきりわかる現代史 国連成立から冷戦の終わりまで (宝島SUGOI文庫)
- 作者: 後藤武士
- 出版社/メーカー: 宝島社
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どちらかを読むと現代社会の見通しが少し良くなるかも。
国際関係論は良い本が見つからなかった。スー過去のレジュメに目を通し、ウィキペディアで補強するのが良いだろう。というか、僕もわからない。
【時事】
一択。
予算はよく出る。あと細かい数字に目を通しておくと良い。試験直前に読もう。
【 論文】
特定の勉強法はない。しかし大学生でレポートを書いたことがあるならだいたいは書けるのではないだろうか。国家一般職では、細かく質問があるので、それに沿って求められるだけの文章を書こう。構成をしっかり練るところから。
トピックについてはある程度参考書を読んで、パターンを掴んでおくと書きやすい。テキストは正直なんでもいいと思う。中古で適当に2冊ほど買って読みました。また過去問題と予備校の解答がネットにあるので、チェックしたい。
テーマについては基本的なものを参考書で確認しておこう。またどのように論を展開するかまでメモしておくといいかも。やはり引き出しは多い方が良い。
新聞やニュースを毎日見ていると、社会の問題点や解決法などの情報を得られやすい。まとめて得るより、毎日の積み重ねだと思うので、試験半年前から気にしておくといい。とくにHNKラジオの"マイBiz!"はおすすめです。朝6:45~で経済事情などの問題、展望、解決策などを伝えてくれます。2019年の論文はキャッシュレスについてでしたが、このラジオでは何度も取り上げられていたので、書きやすかったです。