くたくた読書

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『詩季織々』を見ました

先日、『詩季織々』を観て来ましたので、簡単な感想です。

 もともと、この映画が上映するのは知っていたんですけど、8月4日から3週間というのは知りませんでした。

朝のニュースでたまたま上映中と知って急いで駆け込みました。

君の名は。』の新海誠監督に関係があるらしいーーーと聞いたから観たいなと思っていましたが、ただ監督のいる会社コミック・ウェーブ・フィルムが制作したようです。(中国の会社とのコラボレーションということです。)

 

映画は以下の3つの短編で構成されていました。

・陽だまりの食卓

・小さなファッションショー

・上海恋

 

舞台は全て日本ではなく中国です。そのため看板などの文字は中国語なのに会話は日本語で少し違和感を感じました。

どの作品も、大きなアドベンチャーがあるわけではありません。が、穏やかな語りや美しい背景を楽しむことができます。

 

私は、上海恋が一番面白いと感じましたし、少し新海誠にも構成が似ているかもと思いました。小さなすれ違いと主人公の見栄で、彼の恋は終わってしまうように見えたからです。まさに『秒速5センチメートル』だなと。

でも、主人公の相手の女の子が現れてハッピーエンドでした。

幸せな結末を迎えられてよかったと思いますが、過去のエピソードに重点が置かれていて現在の状況や関係性が見えにくかったです。短編アニメで時間の制約があること、あえて現在ではなく、過去と人間性だけを描くことで詩的で感情に訴えるストーリーに仕上がったのかなと思います。

 

新海誠監督の作品ではありませんが、雰囲気は新海作品に近いように感じました。

新海作品が好きな方、詩的な内面の世界が見たい方、オススメです。

 

shikioriori.jp