くたくた読書

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『ご主人様と獣耳の少女メル』感想

 伊藤ハチ『ご主人様ち獣耳の少女メル』の1巻を読みました。その感想です。

 

 

  まず、第一印象をして表紙の絵がきれいでかわいい。幼い茶髪の少女は獣耳でしっぽもある。大きくキラキラした瞳。その視線の先にはご主人様と思われる女性が。しかしこのケモ耳少女、首輪にメイド服とは。この世界の獣人は国に管理され10歳まで施設で学び、ご主人様を待つということです。一方のご主人様はキリッとした表情に銀髪ポニテと美しい。普段は書き物をしているようで、担当編集のような人物も登場する。毎日きちんとしたシャツを来ており、クールな表情が多くその胸を見なければ、男性ともとれるのでは?冷たそうな外見とは裏腹に、おっちょこちょいな少女メルの行動に一喜一憂し驚いたり、心配したりと、さまざまな表情を見せてくれる。

 彼女らの屋敷にはもう一人優しそうなおばあさんお手伝いがいるが、2人の世界をこわすことはない。優しい人物しか登場せず、メルに行動に対するドキドキはあってもこの世界に不安になることはない。優しい世界。

 9月に2巻が発売のようである。楽しみにしていよう。